革本来の素材感と表情が楽しめる素朴な風合いが特徴のパティーナ!革好きのための革!
パティーナは植物性タンニンでなめし、オイルを加えた別名「ベジタブルタンニンレザー」とも呼ばれる、極めてスタンダードな革です。またヌメ革とも。
特に革特有の表情(シワや色ムラなど)がわかりやすく、経年変化も楽しめる…とまさに革好きのための革と言えます。
今回はココマイスターが得意とするパティーナの長財布を紹介していきます。
パティーナ・ラウンドファスナー(PATINAT ZIP WALLET)
皮革 | 縫製地 | 価格 |
---|---|---|
牛(イタリア) |
日本 |
26,000円(税込・送料630円) |
極上のヌメ革で外装・内装を全て統一している、素朴なのに高級感がある、味の強いデザインが人気の長財布です。使い込むほどに味が出る素材なので、10年20年と使い続けたくなる一品。
ラウンドファスナータイプのシンプルなデザインにも関わらず高級感が強く、ビジネスシーンでも大活躍。もちろんプライベートにも使いやすい温もりがあります。
ココマイスターの方針として、パティーナは「素材をとことん味わう」ために、デザインはシンプルに。また凹凸が極力出ないように作られているのは、分かる人なら分かる、職人の腕前が伺えます。
シンプルゆえに機能面に強いこだわりも。大きく開閉できるように、マチを随所につけて、中身全体が確認しやすく取り出しやすいデザインに。会計時にスピーディですね。また小銭入れの内装には汚れと傷に強い「シャンタン」を使用。
収納力はカードポケット8ヶ所、フリーポケットと札入れが各2ヶ所ずつ、そして小銭入れが1ヶ所となっています。
カラーバリエーションは自然な風合いと経年変化を存分に堪能できるナチュラル、経年変化を楽しみつつオシャレさが際立つブラウン、ビジネスシーンでも活躍する大人を演出するチョコ、フォーマルシーンにも使える上品なブラックの全4色。
パティーナの豆知識
最後にパティーナに関する様々な知識を紹介していきます。
パティーナの特徴
パティーナは他の皮革と比べてみても、繊維がギュッと詰まっています。つまりそれだけ丈夫で、耐久性に優れているということですね。
しかし傷がつきやすい一面も。ちょっとした引っかき傷でもそれなりに目立ってしまいます。ところが革ファンからすると、こういった傷が表情に感じられ、味わい深いと捉えられています。このあたりがパティーナを始めとしたヌメ革の魅力ではないでしょうか。
タンニンによるなめし加工が施されているので、繊維がかなり詰まっており、購入当初は硬く感じられるものです。しかし、使い続けると次第に繊維が柔らかくほぐれてきて、手に馴染む程よい状態に!ここまでくれば、あとは経年変化を楽しむのみ。
使い続けるほど味わいと風合いが増し、もっともっと使いたくなる。そんな特徴がああります。
パティーナはほとんど表面加工は施されていません。つまり素の状態に限りなく近いまま財布になっているわけですね。
そのため、動物が持っていた個性が残っており、傷跡や血管の跡、シワなどが楽しめます。これに経年変化が加わることでさらに味のあるものに!
パティーナのお手入れ
基本的にとても水に弱いので、防水スプレーなどで対策を取ることを強くオススメします。購入したらすぐにスプレーするつもりでいましょう。これを怠ると、水濡れによるシミが出てしまます。
また丈夫ではあるものの、傷がつきやすい素材なのでプリームクリームなどで表面を保護してあげるのも有効です。
使い込むうちにオイルが染み出てきて、これが表面をコーティングしてくれるため、ある程度年月が経てばお手入れがグッと楽になってきます。
といっても、ヌメ革は傷や汚れが味となる素材なので、極端な使い方をしなければ特に神経質にお手入れする必要は無いと思います。
表面がかさついてきたら、クリームでオイルを補給してあげましょう。
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