財布のマチとは折り目をつけることで収納力を高める構造のこと!スタイリッシュな見た目とは裏腹にたくさん入るのはマチのおかげ
財布の商品紹介などを見ていると「マチが大きく取られていて…」といった表現をみかけます。「マチとは何?」と思う人もたくさんいらっしゃるでしょう。
簡単に言えば、財布を開いたときにより大きく広げられるための構造のこと。いくつか種類があり、それぞれに特徴があります。ここではマチについて解説していきます。
財布のマチの種類と特徴
マチには大きく分けて3つの種類があります。それぞれ用いる場面や特徴が異なるのでチェックしてみましょう。
ササマチ
財布の「底の部分」にあるマチの種類です。横から見たときに、底に向かって細くなっているマチをササマチと言います。
見た目がとてもスタイリッシュで、スーツの内ポケットなどに入れてもかさばらないのが最大の特徴です。ビジネスシーンなどではおなじみの、定番スタイルと言えるかもしれません。
一方でスタイリッシュさを追求したマチの種類なので、容量はやや控え目。
通しマチ
ササマチとは対照的に、底の部分を内側に1度折り込むことでお札がたくさん入りやすく、収納力を追求したマチになります。
やや立方体のようなシルエットになり、ササマチと比べるとぼってりとした印象。しかし同時に優しさも感じるのも特徴と言えるかもしれません。
好みによって選ぶのが1番良いと思います。財布の見た目の美しさやスタイリッシュさを優先するのなら「ササマチ」。収納力がそれなりにあった方が良い、という人は「通しマチ」を選ぶのが良いと思います。
風琴マチ
風琴(ふうきん)とは「アコーディオン」のこと。蛇腹部分に似たマチなので「風琴マチ」と呼ばれています。
あまり一般的なタイプではないので、見かける機会はそこまで多くはありません。ただし、中能力は抜群で、かなり容量を取ることができます。
終わりに
ということで今回はマチについて紹介してきました。ほとんどの方はササマチを選べば特に不満なく使えると思います。
最後に1点。財布には内側にもマチがついているものです。特にラウンドファスナータイプの財布に多く見られます。小銭入れは必ずといっていいほどマチがついているでしょう。
マチがあるのとないのとでは中身の見やすさ、取り出しやすさが段違いです。スムーズな会計を目指すなら、見た目だけでなくマチにもこだわってみると良いかもしれません。