MENU

ヌメ革は牛の革を使った加工をほとんど施さない自然さが魅力

ヌメ革革製の財布などを選ぶとき「ヌメ革」という表記を見かけることがあります。

 

普通に生活している範囲だとあまり耳慣れない言葉ですよね。

 

そこで今回はヌメ革とは何なのか、どのような特徴や魅力があるのかを紹介していきます。

 

ヌメ革とは?

ヌメ革は牛の原皮で作られた革のことを言います。

 

「タンニン」という植物性の成分を使ってなめしているのが特徴です。

 

ほとんど表面加工をすることなく、いわゆる「革らしさ」をそのまま残していることから「革の中の革」と呼ばれたりもしています。

 

一目で本革と分かるナチュラルな風合いと、上質さ、そして素朴な雰囲気が特徴です。

 

手触りも滑らかで、表情が豊かなのも特徴。というのがあまり加工を施さないため傷跡やシワ、毛穴の跡、血管などが分かるからです。

 

ヌメ革の特徴

ヌメ革ならではの特徴には以下のような物が挙げられます。

 

耐久性に優れる

ヌメ革はなんと言っても耐久性に優れています。

 

繊維がギュギュッと詰まっているため非常に頑丈で、ちょっとやそっとでは破れることはありません。

 

しかし一方で、使い始めの頃は固いゴワついた感じがありますが、使うにつれて徐々に繊維がほぐれていき、滑らかで手に馴染んでいきます。

 

耐久性そのものは非常に高いのですが、ヌメ革は表面加工を施していないので傷は付きやすいです。

 

そのため丁寧にお手入れをしながら長く使うことが前提となります。

 

経年劣化で味わいが深くなる

ヌメ革の特徴として「経年劣化(エイジング)」が挙げられます。

 

日光や熱などで日焼けをしたり、手の脂、ケアオイルがしみ込むことで色が変わってきます。

 

これがいわゆる経年劣化と呼ばれるものですね。

 

革製品は経年劣化ありき、と考える方が多いですが、ヌメ革を始めとした本革でないと経年劣化を本当に楽しむことはできません。

 

ヌメ革は使うほどに光沢が出てきて、より深い味わいが生まれてきます。

 

表情が豊か

上記した通り、ヌメ革ほとんど加工しない革精神になります。

 

そのため、牛がもともと持っていたシワ、血管、毛穴などがそのまま表情として表れています。

 

これを専門用語で「ナチュラルスタンプ」と言ったりします。

 

人によってはこれが嫌だという人もいるかもしれませんが、多くの方は「これぞヌメ革!」と喜ぶ物です。

 

たとえ同じブランドで販売されている財布でも、ヌメ革による表情で全く他の製品に見えることだってあります。つまり世界でひとつだけの個性的なアイテムが手に入るわけです。

 

ヌメ革はきちんとお手入れしよう!

ヌメ革だけに限った話ではないのですが、革製品はきちんとお手入れしてあげなくてはなりません。

 

特にヌメ革は数ある革製品の中でも水の影響を受けやすいです。

 

雨に濡れてしまったり、コーヒーなどをこぼしてしまったらひび割れ、色落ち、カビなどの原因に。

 

なのできちんとお手入れしてあげることが大切です。

 

ヌメ革の製品を購入したら、まずは防水加工を施してあげましょう。

 

汚れが目立ってきたら柔らかい布で表面を乾拭き。

 

表面にかさつきや乾燥が見られるようになったらクリームやオイルを使って栄養補給してあげましょう。

 

最初の内は面倒に感じられるかもしれませんが、愛着のあるアイテムとして長く付き合うためにはお手入れが欠かせないことを覚えておきましょう。

 

まとめ
ということで今回はヌメ革について紹介してきました。

 

使い込むほど味わいが出る、素材そのもので勝負する、と言った部分が最大の特徴になってくると思います。

 

ヌメ革は他の革製品と比べて値段が高いこともありますが、そうでない商品もたくさんあります。数ある商品の中からお気に入りの一品を探してみましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

プレゼント
予算別
ラウンドファスナー


シリーズ別に長財布を探す
ブライドル
コードバン
マットーネ
ポンテマットーネ
ナポレオン
マルティーニ
ジョージ
パティーナ
アルバート
クリスペル
オークバーク
プルキャラック
ロンドンブライドル
ロッソピエトラ
カヴァレオ
クロコダイル
ベテルギウス